略歴 宇井眞紀子 makiko ui
1960年、千葉県生まれ。写真家の樋口健二氏に師事。
フリーフランスで雑誌を中心に仕事をする。1992年よりアイヌ民族の子づれ取材を始める。
写真集に「アイヌときどき日本人」(社会評論社)・「アイヌ、風の肖像」(新泉社)・「ASIR RERA:AINU SPIRITS」(新風舎)・「眠る線路」(ワイズ出版)がある。
「ASIR RERA(アシリ-レラ)」で第4回さがみはら写真新人奨励賞受賞。写真展多数開催。
社団法人日本写真家協会会員、日本写真芸術専門学校講師
武蔵野美術大学非常勤講師。
コメント
アイヌ民族の取材をはじめて20年目をむかえました。北海道・二風谷在住のアイヌ女性アシリレラさんとファミリーを撮影した写真集「ASIR RERA:AINU SPIRITS」より数点を出品します。娘を連れて多い時は年10回も通い撮影したものです。そこには「命」を感じることのできるくらしがありました。アイヌの精神がたしかに受け継がれていました。実際に人が寝起きをする伝統的な茅葺きのポロチセ(大きな家)もあります。でも誤解しないで下さい。まったく昔ながらの生活をしているわけではありません。当然、アイヌ文化も他の文化と同様、時代とともに変わってきています。
これをきっかけに日本の先住民族「アイヌ」に感心を持っていただけたら嬉しいです。
ちなみに、首都圏にも少なくとも5000人のアイヌ民族が暮らしています。
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東京
●インフォメーション●
━━━宇井眞紀子・写真集発売
- 『アイヌときどき日本人 増補改訂版』(社会評論社刊)
- 2009年9月19日発売中
- 定価2940円(税込) 本体2800円
- A5判上製 208ページ
- ISBN978-4-7845-1472-4 C0030
写真集を持って個展会場にて
━━━デイズフォト通信のサイトにてエッセイを書き始めました。
よかったらのぞいてみて下さい。
http://www.daysphotopress.com/
●アイヌ民族をライフワークとしている写真家、宇井眞紀子さんが09'12/3の読売新聞の朝刊に載りました。また先月の朝日新聞09'11/18.25の夕刊にも載っています。